みなさんはグルテンフリーという言葉を聞いたことがありますか?
今やアメリカなどではすでに一般的になってきており、日本でも近年は知名度が高まってきています。
今回は、そのグルテンフリーについての詳しく知っていきましょう。
そもそも「グルテンフリー」の意味とは?

グルテンとは、小麦に含まれるタンパク質のことであり、「小麦タンパク」を摂取しない食生活のことをグルテンフリーといいます。
もともとはアレルギー症状が出る人たちの体質改善が目的とされる食事療法でしたが、一般の人々もグルテンフリーを実践したことで体調が良くなる、ダイエットにつながるという結果が出ました。
「小麦アレルギーではないけど、小麦を摂取するとなんとなく倦怠感がある」という方が多いのも事実であり、世界ではグルテンフリーブームが起こっているのです。
でもどうして小麦は身体に悪影響がでるの…?
小麦は身体に悪影響?
グルテンは、水を含めるとゴムのようにぐにゅっとする性質です。例えば、ホットケーキの生地やパン生地などを想像するとわかりやすいかもしれません。

小麦を摂取すると、その性質が腸への負担となり代謝活動が低下します。消化に時間がかかるものを食べると、アレルギー体質や花粉症、太りやすくなるなどのリスクが出てきます。
また、小麦は炭水化物ですが、小麦に含まれるでんぷん質がお米などに含まれるブドウ糖よりも血糖値を急激に上げてしまいます。その結果、すい臓に負担がかかり糖尿病のリスクも高くなるのです。

「グルテンフリー」には身体にどんなメリットがある?

グルテンフリーにすると嬉しいことがいっぱい♩早速みていきましょう~!
1.体や肌の不調が軽減される
グルテンは知らないうちに腸壁を傷つけ、下痢や便秘、頭痛や倦怠感などの不調を引き起こすと言われています。自覚がなくても体質的にグルテンへの耐性が低いという場合もあり、普段感じていた不調の原因が実はグルテンという可能性もあるのです。
そういった方がグルテンフリー生活を始めてみると、不調の原因が取り除かれ体や肌がいつもより良い調子になったと感じます。

不調で悩まされている方は、この機にグルテンフリーを実践してみるといいかもしれませんね♩
2.ダイエット効果がある
グルテンフリー=ダイエットと思っている方が多いように、グルテンフリーにはダイエット効果も期待できます。
グルテンを含む小麦は、中毒性があるといわれており、米に比べると体内での消化スピードが速いです。そのため、「もっと食べたい」「食べてもすぐお腹がすく」という状況になりがちなのです。
また、グルテンには血糖値を急上昇させる働きもあるため、控えることで上昇を抑え脂肪を体に溜め込みにくくなる・食べすぎを予防ができるといわれています。

3.臓器の炎症を予防できる
グルテンは臓器に炎症をきたし、ガン発症の一因にもなるといわれています。
「全粒穀物はヘルシー」という言葉に惑わされてはいけません。現在の小麦は人類が作物を育て、食べ始めたころの小麦ではなく、遺伝子交配されてたもので、人間の体に有害な影響を与えているのです。
※「いつものパンがあなたを殺す」引用
含まれている食品添加物の危険性イーストは人口酵母であり、市販のパンのほとんどに使われているのは天然酵母じゃなく、廃糖蜜にリン酸や窒素などの化学物質を加えて工業的に生産されています。
※「IN YOUの食べ続けたら死の危険10倍!」引用
じつは、がんの死亡数が増えて続けているのは、先進国では日本だけなのです。
※「現代ビジネス」引用
小麦だけに限りませんが、日本の食べ物の中には添加物が当たり前のように含まれており、それがガンを引き起こすと言われています。
ぜひこの機に本を読んでみてください。食生活を見直すいいきっかけになるかもしれません。
無理しないグルテンフリーの始め方
グルテンフリーを簡単に始められる方法をできるだけご紹介します!
初めから完全にグルテンフリーをしようと無理はせず、数日間ずつ分けて試してみて、慣れてきたらどんどん日数を伸ばしていくのがおすすめです。
1.お米中心の生活にする

食生活をまず見直してみましょう。
朝食でパンを食べているのが習慣づいていたり、ランチではピザやパスタ…
自分が思った以上に小麦製品を摂取している可能性があります。
また、お米は小麦製品に比べて腹持ちが良いので食べすぎ予防にもなりますよ♩
和食が一番おいしい…と思いませんか?笑
2.成分表示を見る癖をつける
実は調味料で欠かせない、醤油や味噌などにも小麦が含まれているものが多いです。
小麦が欠かせない調味料でも、なるべく質の良い(遺伝子組み換えではないものなど)ものを成分表でチェックして買うようにしましょう。
この癖をつけ始めると、どんな食品に小麦が含まれているのか少しずつ勉強になります。

3.米粉を活用する

最近は小麦の代わりに米粉を代用する人も多く増えています。
米粉は吸湿性が高く、パンやピザにも活用されています。腹持ちもよいため、少量でも満足できるでしょう。
されに油の吸収率が小麦粉よりも低いため、揚げ物に使っても低カロリーに仕上がりますよ。
使い方は小麦と一緒です♩
まとめ【できるだけグルテンフリーを心がけてみよう】
いかがでしたか。
グルテンフリーを始めると、嬉しいメリットがたくさんありましたね。
グルテンフリーは小麦製品を一切食べないという食事法ですが、実践する際には無理をしないことが重要です。
まずはお米中心の生活にしたり、成分表を見る癖をつけるなどして体をだんだん慣らしていけるといいですね。
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