布おむつって何から始めるの??どのくらいお金がかかるの…?
どこまで揃えたらいいの?
職場でも我が家でもずっと布おむつユーザーの私が、途中で買い足したものやこれは必要なかったなぁと思ったものをご紹介します。
必要最低限準備しておくとよいものです。
気になるお値段も一緒に…
※金額はお店で購入する場合、一番安いと感じた場所を紹介します。
また、ネットで買い物される方には楽天市場のリンクを貼っています。
この記事でわかること
- 布おむつの種類
- 準備するもの
- 費用
- 購入場所
準備するもの<5選>
1.おむつカバー
まずはおむつカバー。(布おむつを固定する外側の部分)
各サイズ3枚~準備しておくとよいでしょう。
※金額は素材によって違うため、<2.素材>をご覧ください。

ベルト型(新生児期~寝返り期)
カバーの左右にベルトがついており、マジックテープのものやスナップボタンで留めるものがあります。細かく分けるとこれにも「外ベルト」と「内ベルト」タイプがあります。
・外ベルトタイプ
紙おむつのように外側でベルトを留めるタイプ。締め具合が簡単に調節できます。
まだあまり動きが少ない新生児期からの赤ちゃんにオススメ。

・内ベルトタイプ
寝返りが始まり活発に動くようになると、外ベルトの場合外れてしまうこともあるため内ベルトを選ぶとよいでしょう。カバーがずれにくいのでオススメ。(サイズもアップ!)


・パンツ型(ハイハイ期~)
パンツのようにそのまま履けるタイプ。
立ったままおむつ交換ができるので、ハイハイやつかまり立ちをする時期から使うと便利。色や柄の種類が豊富で、おむつっぽくなくボトムのように「見せパン」として履かせることも◎

選ぶ時のポイント<サイズ・素材・製法>
1.サイズ
おむつカバーは身長・体重に合わせてジャストサイズを選ぶようにしてあげると、漏れ防止や赤ちゃんの動きやすさにつながります。
サイズの目安
- 新生児期~生後4か月頃…50~60㎝(Sサイズ)
- 生後5か月~半年頃…60㎝~(Мサイズ)
- 生後7か月~1歳頃…70~80㎝(Lサイズ)
- 2歳頃…90㎝
※身長、体重には個人差があるのでこれはあくまで目安です。
サイズはフィットした方が1番いいけど、1つのものを長く使いたいときはフリーサイズのタイプもあるよ~!
2.素材(金額はおおよそです)
ここからは、素材の特徴3つご紹介します。
<ウール素材>
防水・通気性が高い◎
ウールは羊から作られた天然素材。
暖かく、夏は涼しいので年中快適です。
おむつかぶれの原因となる蒸れを守ってくれます。
少し重みがあるのと、洗濯によって縮むことも。お値段も高め。

約900円~/1枚
<綿素材>
吸水性・通気性がよく、値段もお手頃◎
赤ちゃんの肌に優しい素材です。
コットンで作られているので、赤ちゃんのデリケートな肌にも優しくかぶれにくいのが特徴。
漏れたり臭いが付きやすかったりすることも。

約1,500円~/2枚セット (1枚あたり約750円)
<ポリエステル製>
漏れにくく、速乾性があり、値段もお手頃◎
洗濯してもすぐ乾くのはうれしいですよね。
また、軽いので赤ちゃんが動きやすいです。
ただ、通気性がないため、蒸れやすく臭いも付きやすいです。

約1,500円~/2枚セット (1枚あたり約750円)
※金額は、私が購入する際に1番安いと感じたところを紹介していますが、店舗によって差があるかと思いますのでご了承ください。
- 金銭的に余裕があり、長く使いたいときはウール素材。
- 子どもの肌を1番に考えたい、金額も少し抑えたい場合は綿素材。
- かなり安く抑えたい、たくさん洗濯する場合はポリエステル。
はじめて布おむつを使ってみる方は、ポリエステル製のお手頃商品で使い勝手を試してみるのもいいかも~!
3.製法
ギャザーの部分やベルトの縫い目などが肌に当たると、チクチクしてかゆくなったり肌が荒れることもあるため、購入する際は縫い目が少ないものを選ぶのがオススメです。縫い目が重なっていないものだと、洗濯後に乾きやすいですよ。
2.輪おむつor成形おむつ
・輪おむつ
15枚~30枚(様子見で買い足し)
さらしタイプの布おむつ。1枚の布を輪っかになるように縫い合わせたもので、折りたたんで使用します。

- 手触り・吸収力・速乾性バツグン◎
- 性別や体型に合わせて折り方や重ね方をアレンジできます。
- 価格もリーズナブル。
- 毎度畳んだり、持ち運びにかさばることがデメリット。

約1,500円~/10枚入り (1枚あたり約150円)

・成形おむつ
15枚~30枚(様子見で買い足し)
- おむつカバーにそのままセットして使用することができるお手軽なもの。 (生理用ナプキン的な感覚)
他の洗濯物と干しても場所を取らないほか、持ち運ぶときにもコンパクト。
- 輪おむつより吸収力が劣ることと、分厚いため乾くのに時間がかかるのがデメリット。

約1,200円~/5枚組 (1枚あたり約230円/)※素材によって金額変わります

布おむつに初めて挑戦するときは、簡単にできる成形おむつがオススメかも!
何を買えばいいかわからない方には、布おむつお試しセットなども売ってあるよ~。
3.ソフライナー・おむつネット(必要であれば)
・ソフライナー
布おむつの上に1枚乗せて使うもの。レーヨン系の不織布です。

使い捨てができるので、うんちの後始末などが楽になります。
うんちの回数が多い、ゆるゆるうんちな赤ちゃんの場合は染み込みやすく洗濯が大変なので
これがあるととっても便利。
約900円~/220枚入り ※西松屋
我が家の場合、新生児期のうんちの回数が多いときは使ってましたが、離乳食を始めてうんちがある程度固形になってからは使うことが減りました…。枚数も余っています。
・おむつネット
布おむつの上から重ねます。
おしっこをしても、メッシュ素材なので赤ちゃんのお尻をサラサラに保ち、おむつかぶれを防ぎます。
また、うんちをした場合はネットについたうんちをそのままトイレに流して、洗い回しができます。
速乾性もバツグン。

おむつネットはお店で見かけたことがありません…。
我が家もネットから購入しました。(楽天市場が1番安かったです)
約1,300円~/6枚組 (1枚あたり約200円)
4.洗濯セット(洗剤・漂白剤・バケツ等)
基本的には通常の洗濯と変わりありません。
おしっこがついたときは、軽く水洗いでOK。
うんちの場合、固形の流せるものであればトイレで流します。
拭き取れないうんちの場合はバケツの中でシャワーを当てて流し、終わったらバケツの中身をトイレに流せば衛生的です。
洗剤は基本的に赤ちゃん用の洗剤を使っています。
つけ置きは、バケツの中で重曹や炭酸セキスソーダをぬるま湯で溶かしてから使いましょう。
(臭いが気になる場合はフタ付きのバケツがオススメ)

我が家はさらさの洗剤とarauの酸素系漂白剤を使っています。

つけ置きで真っ白になるから本当に便利!
つけ置きが終わったら軽くゆすいで洗濯機へ!
その後天日干しするとさらに殺菌効果も◎
5.おしりふき
おしりふきは紙おむつユーザーの方と同じで、持っておくと便利でしょう。
おしっこのときは汚れていない布の部分に水を少しつけて拭いたりできますが、うんちのときはおしりふきできれいに拭いてあげましょう。

最近は柄が可愛いものが多くて迷っちゃいますね。
まとめ
購入した場所
写真を見て頂ければわかると思いますが、我が家は西松屋で揃えるのが1番安いと感じました。
サイズも50から揃えられてあり、おむつカバーも2枚組セットでお得に購入できる印象です。
また、赤ちゃん本舗やバースデイにも布おむつグッズは置いてあり、デザインも可愛いものが多かったです。(トイザらスには、布おむつ系のものはあまり売られていない印象でした。)
そして、最初にかかる初期費用は大体約1万円~です。
素材にこだわったり必要枚数によって金額の差は出てくると思いますが、上記の物だけ揃えば十分にスタートできます。
- おむつカバー…ベルトタイプorパンツタイプ(素材をよく見る)
- 布おむつ…輪おむつor成形おむつ
- ソフライナー・おむつネット…(必要であれば)
- 洗濯セット…バケツ・洗剤・漂白剤
- 金額はおおよそ10,000円~
- 西松屋が1番安い
ということがわかりました。
少し慣れてくるとソフライナーやおむつネットは必要なくなってくるかと思います。
布おむつを始めるにあたって
いかがでしたか。
今回は必要最低限揃えば始められる布おむつセットの紹介でした。
個人的な意見ですが、最初は値段がお手軽なものから始めてみて流れをつかむことをオススメします。
(最低限のグッズが揃ったスターターセットなども売ってありますよ)
ハンドメイドのおむつカバーだったり、素材にとことんこだわっているサイトがあったりと調べるとたくさん出てきますが少し金額も上がってきますので…
まずは赤ちゃんの肌に合うか、実践してみてどうか、様子を見ながら買い足すなどしてみるとよいかと思います。

産後は体の回復が1番!
睡眠不足などもあるので、無理のない範囲で布おむつ育児をしてくださいね!
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