だんだんと寒くなってきて、風邪やらインフルエンザやらの季節になりますね…。
そんな病気たちに負けず、身体の免疫を上げながら風邪引き対策をする方法があります。
私は小さい頃から熱が出ると必ず母からさせられていたものがあります。
そうすると1日で平熱まで下がるんです…!
それはずばり足湯!

足湯と言っても「気持ちいいな~」程度の足湯ではありません。(笑)
今回は足湯の仕方も含めて、身体を温めることの大切さをご紹介します。
この記事を読んでわかること
- 罨法とは
- 熱を早く下げる方法
- インフルエンザ対策
- 身体を温めるメリット
罨法って何?
これは漢方医学の治療法の1つです。
身体の一部を温めたり冷やしたりして病状の好転を図る治療方法のこと。温める場合は「温罨法」といい、冷やす場合は「冷罨法」といいます。
私がオススメするのは身体を温める「温罨法」です。
風邪を引いたかな?と思ったらまず試してみたいのが温罨法です。
「冷え」はあらゆる病気を招く!?
日本人は諸外国の人に比べて、身体が冷えやすいという特徴があり、原因として冷たいものの食べすぎや過食といった現代人の食生活が原因と言われています。
体温は免疫力との関係があり、一説には「体温が一度下がると免疫力が数パーセント下がる」と言われているそうです。
逆を言えば、身体が常に温かいと免疫力も自然と高まるので病気になりにくいので、この機会にぜひご自分の生活を見直してみてください。
身体の内側から温めることが出来る白湯がおすすめ!
毎日白湯を飲んで免疫力をアップしましょう。
温罨法でどんな効果がある…?
温罨法での代表的な効果はご覧の通りです。
- 新陳代謝促進
- 血行促進
- 便意解消
- 疼痛緩和
- 保温効果
- リラクゼーション効果・入眠促進
- 自然排尿を促す(腰部・背部)
などなど。

温罨法にはカイロや湯たんぽ、電気あんか等の道具を用いるのですが、温罨法を行う上で禁忌もあります。
- 出血傾向のある人
- 急性炎症
- 悪性腫瘍
- 血栓のある人
- 血圧バイタルの変動が大きい人
など。
よく理解したうえで行いましょう。
温罨法でなくても、日頃から身体を冷やさないよう心がけることが大切です。
特にお腹周り、足などは温めると身体全体の免疫力が上がると言われています。
寒い時期に限らず、身体を温めることは常に気掛けてみてください!
※女性は特に子宮を温めましょう。温める方法として布ナプキンを使用するのも一つの手です。
布ナプキンについて詳しい記事はこちら↓↓
足を温めると風邪に効く!
そもそも「風邪」は、ひくとラッキー!とまで言われています。
なぜなら、風邪は、身体の重心のバランスが偏ってきたときにそれを整えようとして、ひくものだからです。

身体の不調に合わせて、足を温めると風邪をすんなり経過させることができます。
そして足湯は、湯の熱さによる刺激を使って身体の重心のバランスを整える効果があります。
風邪を上手にひこう!
風邪をひくと、発熱と同時に汗をかきますよね。

熱は身体のバランスを整え、汗は身体の不要物を排出する役割を担っています。
ですので風邪をひくと、身体の大掃除!となり、経過した後は身体がスッキリするはずです。
経過途中は身体がきついかもしれませんが解熱剤を使って無理に熱を下げたり、風邪薬で症状を抑えたりするのは勿体ないので、自然に経過するのを待ってみてください。
そして足湯などの温罨法は、経過をスムーズにするための方法ですので、風邪のひき始めに行うと症状を軽くできますし、経過の最中でも経過を後押ししてくれますので上手に活用することをオススメします!
これは経験者は語る!です。(笑)
本当に薬に頼らずとも、びっくりするほど足湯は効果抜群ですよ!
足湯の効果でインフルエンザを防げる!?
結論:ウイルス自体は常に日常の中の存在していますが、もし取り込んでしまっても、繁殖しない身体づくりをしておけばよいのです。
身体が乾き、冷えて胸が縮こまってしまうと緩めようとして咳がでる→この状態だとウイルスにかかやすくなってしまうようです。
咳が出る方は、胸や鎖骨周りをよく温めましょう。自然と咳が止まってくるはず!
また、身体に水分がたくさん充ちているとウイルスは繁殖しにくいという結果が出ています。
こまめに水分補給をして、ウイルスに負けない身体を作っておきましょう♩

熱が出たときの足湯の方法
それでは本題の、発熱時に一晩で熱を下げる足湯の方法をご紹介します。
準備するもの
- 足を入れるためのバケツ等
- お湯(45度~47度)※熱さに強い方はもっと熱い方が早く効きます
- 鷹の爪(2本)
- 粗塩(適量)
- ユーカリなどのアロマオイル(咳が出る場合)
やり方
- バケツ等にお湯を入れる
- 鷹の爪、粗塩を入れる
- 咳が出る場合はユーカリオイルを入れる
- 足を入れる(ふくらはぎまでつくぐらい)
- そのまま15分~20分つけておく(汗がかなり出てきたら熱が下がる合図です。)
- つけている間はお湯の温度が下がらないよう追加でお湯を足していく
- 汗が出て、足の色が赤くなったら終了
- 終わった後はよく水分補給をする
私はもっと高い温度でやっているので最初はかなり熱く感じます!火傷する~!って感じです…。足が赤い靴下を履いているように真っ赤になります。(笑)
自分が熱すぎる!?と思うぐらい熱くすると効き目が早いです!
熱いので慣れるまでは時間がかかるかもしれませんが熱が下がりだいぶ楽になりますので、試してみたい方はぜひ…!
まとめ
今回は温罨法や身体を温めることの大切さをお伝えしました。
風邪をひいたときは、熱も汗も身体から出し切るまで待つということが大事です。
足湯はその一環の1つ。上手に活用してみてくださいね!
そしてウイルスに強い身体を作って、寒い冬を元気に過ごしましょう!

コメント