食品添加物リスト【危険!避けておきたい添加物一覧】

食べ物
スポンサーリンク

みなさんは「添加物」と聞いても、そこまで身体に悪いと思っていないのではないでしょうか…。

しかし、この記事を読み終わる頃にはきっとその恐ろしさがわかるはず。

危険な添加物をしっかり理解して、健康な食生活を心がけていきましょう!

この記事でわかること

  • 添加物とは何か
  • なぜ添加物が危険なのか
  • 危険な添加物の種類
  • 添加物表示の落とし穴

まずは、どうして添加物は危険なのか説明していきます。

スポンサーリンク

添加物の数は日本が世界一位!?

保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されているもの。

実は現在、海外で使用禁止、厳しいルールが設けられているのにも関わらず、日本では許可されている添加物がたくさんあります。

日本が許可している添加物の数はなんと世界一です。

  • 1位:日本・・・1,500種類
  • 2位:アメリカ・・・133種類
  • 3位:ドイツ・・・64種類

1,500種類中、身体に害がないと言われている「天然香料」はたったの600種類。

嬉しくない1位ですね…そして2位のアメリカと圧倒的な差…。
海外では日本の食べ物を毒物扱いしている人もいるとか。

スポンサーリンク

人間での安全性は調べられていない!?

食品添加物は動物実験が行われ、その結果から人間にも「害はないだろう」という推定のもとで使われています。

しかし動物実験では、人間に及ぼす微妙な影響はわかりません。

例えば頭痛や胃の不快感。またはアレルギー発症も曖昧です。

動物実験でわかるのは急性中毒や死亡、発ガンなどのはっきりとした症状だけです。

添加物を日々摂取し続けていくと、体内で蓄積されて癌になったりアレルギーを発症した例は少なくないでしょう。

ですからなるべく、健康のために添加物は避けたいですね。

他の記事では完全無添加のお菓子を紹介しています。ぜひ参考までに。

スポンサーリンク

避けておきたい添加物とその種類

食品添加物は食品衛生法で規定されており、原則として厚生労働省大臣が指定したもののみが使用できます。

この使用基準に基づき、使用できる食品や使用量が限られている食品添加物もあります。しかしできれば避けておきたい添加物も存在しているのも事実です。摂取すると身体にどんな影響が出るかまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

発がん性のある添加物

ここで紹介する添加物を摂取してすぐがんになるわけではありませんが、摂取し続けると健康被害を及ぼす可能性がありますので注意してください。

①アスパルテーム・アセスルファーム

よく含まれている食品

炭酸飲料・缶チューハイ・プロテイン・低カロリー食品・お菓子

これは人工甘味料として使われ砂糖の220倍の甘味があり、カロリーオフや微糖や低糖の表記がある食品によく含まれております。

自然界にない甘み成分を化学的に合成したもので、味覚障害や依存症を引き起こす可能性もあると言われています。その他、摂取しすぎると頭痛やめまい、不眠、脳腫瘍、白血病、発がん性のリスクがあるとも。また、アセスルファームには、妊娠中に摂取すると早産の可能性があるとも言われ、動物実験では、胃粘膜の出血、小腸の充血、肺の鬱血が見られたという結果が出ています。

②亜硝酸ナトリウム

よく含まれている食品

ハム・ソーセージ・ベーコン・いくら・たらこ

肉の黒ずみを防ぐ発色剤として使用されています。亜硝酸ナトリウムを添加すると、きれいな色を保つことができるのです。しかし毒性が強く、これまでの中毒例から、人間の推定致死量は0.18~2.5gです。また、食肉に含まれるアミンという物質と結びつくとニトロソアミン類という発がん性物質に変化することがわかっています。ニトロソアミン類には非常に強い発がん性をもっており、動物実験ではラットに長期間あたえると肝臓や腎臓にがんを引き起こした結果が出ました。

発がん性の他、嘔吐や下痢などの症状が出る危険性も指摘されている、注意したい添加物です。

③タール色素

よく含まれている食品

シロップ・和菓子・菓子パン・紅ショウガ・かき氷シロップ

タール色素は合成着色料の一種として使用されており、食品の他にも化粧品、入浴剤、医薬品、消臭剤などいろいろな製品に含まれています。

原料は石油で、動物実験では強い発がん性突然変異性が報告されています。また、ホルモンや免疫などのシステムを乱す心配があり、海外では使用禁止としている国もあります。特に妊娠中や小さい子供には極力避けるようにしましょう。特に注意したい一覧です↓

  • 赤色2号…発がん性・蕁麻疹・妊娠率低下
  • 赤色40号…アレルギーを引き起こす可能性
  • 赤色102号…子供の注意欠陥・多動性障害と関連
  • 赤色104号…発がん性・染色体異常のリスク
  • 黄色4号…蕁麻疹・下痢・染色体異常

④安息香酸ナトリウム

よく含まれている食品

マーガリン・栄養ドリンク・炭酸飲料

食品の腐敗を防ぎ、カビや細菌が増殖するのを防ぐための保存料です。

毒性が強く、動物実験でラットに食べさせた結果では過敏状態、尿失禁、けいれんなどを起こして死亡したことがわかりました。この結果から数量でも胃や腸など粘膜への影響が心配されます。また、安息香酸ナトリウムをビタミンCなどの酸と共に摂取すると発がん性のベンゼンが生成されることがあるので要注意です。

⑤サッカリンナトリウム

よく含まれている食品

チューイングガム・漬物・砂糖・清涼飲料水

砂糖の200~700倍の甘味で、人工甘味料として使われています。食品の他にも歯磨き粉にもよく含まれており、かなり身近な添加物です。

動物実験で、ラットに2年間食べさせると、子宮や膀胱にがんが発生したことから、日本でも一時は使用を禁止しました。しかしその実験で使用されたサッカリンナトリウムには不純物が含まれていて、それががんを発生させたという説が有力になり再び使えるようになったのです。しかし、またカナダで行われた実験ではサッカリンナトリウムを含んだ餌を2年間ラットに与えたところ、膀胱がんが見られました。それでも日本では現在も使われております。また、体重増加のリスクもあると言われています。

⑥BHA・BHT

よく含まれている食品

魚介乾製品・魚介冷凍品・バター・油脂

これらは酸化防止剤として使われているもので、味や匂いが変わったり変色するのを防ぐ役割をしています。酸化防止剤はいくつか種類がありますがBHAはもっとも危険な発がん性物質です。

BHAを与えたラットが前胃がんを起こしたため、日本でも禁止することになったのですが、当時のアメリカやヨーロッパが食品にBHAを使っていたため日本で禁止されると国内に不安と動揺が広まるというクレームがきたのです。外圧に弱い日本はあっさりと受け入れ、使用を許可するようになりました。

また、BHTは肝臓にがんを発生させるという結果がでたのですが、別の実験ではがんは発生しなかったという理由で使用が許可されています。しかし催奇形性の疑いも出ており、妊娠したメスのラットに食べさせた結果、生まれた子どもに無眼症が認められました。ですから妊娠中は取らない方がよいでしょう。なお、BHTはリップスティックや化粧品にも使われていることがあるので注意してください。

⑦カラギーナン

よく含まれている食品

焼き肉のたれ・ドレッシング・缶コーヒー・アイス・豆乳・ゼリー

増粘多糖類のひとつで、ゲル化剤や増粘剤として使われています。こちらは多くの動物実験が行われており、ラットのえさに含んだ結果、50日で下痢や血便、抜け毛が見られました。また、サルに5年間与えると、慢性的な腸の不調、血便、食欲不振、血便が見られています。なお鶏の受精卵に投与すると、生まれたヒナに脳露出、異常なくちばし、無眼症などが見られ多くのヒナが4日目で死亡しました。他にも試験管内研究で胃腸器官の潰瘍症発がん性の可能性がある物質として報告されております。

カラギーナンはすでにいろいろな食品に使われていますが、こうしたデータを見る限り最も避けたいと声も上がっている添加物です。

急性毒性が強い添加物

亜塩素酸ナトリウム

よく含まれている食品

カット済みの野菜・かんきつ類・果皮(菓子製造に用いられるもの)

次亜塩素酸ナトリウムは、食材を漂白するために使われます。次亜塩素酸ナトリウムは「ハイター」などの主成分であり、強力な漂白作用と殺菌作用があります。カット野菜は最低でも3回洗浄され、野菜に含まれるビタミンなどは洗い流されてしまいます。食品添加物の中では急性毒性が最も強いものなのです。胃や腸の粘膜が刺激され、残留している量が多いほど粘膜が荒れることも考えられます。また、アルカリ性のため肌荒れを引き起こすことも。そして他の食品の有機物と結合すると発がん性物質が発生したり、腸内細菌の減少や免疫力低下のリスクも考えられますので注意したい添加物です。

次亜塩素酸ナトリウムは義務表示がありません。製造過程で使用されている薬品は、最後に洗い流すという理由で表示義務が免除されているのです。なるべくカット野菜は避けるようにしましょう。

②亜硫酸塩

よく含まれている食品

ワイン・ドライフルーツ・甘納豆

酸化防止剤、漂白剤の目的で使用されています。人間の場合4gを飲むと中毒症状があらわれ、5.8gになると胃腸に激しい刺激があります。他にも頭痛や喘息の発作を起こす可能性もあることから、アレルギーや喘息の既往歴がある人は特に要注意です。更に亜硫酸ナトリウムは神経にも影響するようで、動物実験では神経炎骨髄委縮が見られています。ウサギを使った実験では、胃に出血が見られたことから、少なからず胃に悪影響を及ぼす添加物です。

危険度「高」!避けたい添加物

①ソルビン酸・ソルビン酸カリウム

よく含まれている食品

漬物・ハム・ソーセージ・燻製物・ジャム

食品に最も多く使われる保存料です。食べ物を腐りにくくしたり、カビの発生を防ぐことができます。

動物実験では、マウスにソルビン酸を17か月間毎日与えたところ体重の増え方がにぶり、肝臓や腎臓、精巣が小さくなったという結果が出ています。また、ラットの皮膚に注射した実験では注射したところにがんが発生しました。そのほか、免疫障害、成長不順、腎臓肥大などのリスクもあると言われており避けておきたい添加物です。

②ph調整剤

よく含まれている食品

コンビニの弁当・おにぎり・サンドウィッチ・惣菜

変色や変質を抑えるために使われる添加物。また、″酸″が多いため酸味を付けるために使われることも。コンビニに置いてある弁当やおにぎりにはほぼ含まれているでしょう。

ph調整剤は様々な種類の物質を結合したり含んでいたりするのですが、一括表示されているので要注意。その中でも″リン酸″を含むものが多く、リン酸を多く摂取しすぎるとカルシウムの吸収が悪くなって骨がもろくなる心配があります。また、腸内細菌を死滅させるものもありますので気を付けましょう。

③香料

よく含まれている食品

ガム・アイスクリーム・グミ・果汁飲料・キャンディー・フルーツヨーグルト

様々な匂いの元を混ぜて作りだした、化学的な実験で作られたもの。実際に添加物として使われる物質は合成香料が150品目あり、中には危険性が高いものも。そして米国では発がん性があるものも認められており、使用禁止となっている6種類ほどの香料も日本では一括表示のため使われているのかわからない状態になっています。

④乳化剤

よく含まれている食品

チョコレート・パン・ケーキ・アイスクリーム・マーガリン・チーズ

乳化剤は、水と油などの混ざりにくいものを均一に混ざりやすくするために使われています。

ケーキやアイスクリームなどには泡立ちをよくするための働きをすることもあるため使用されており、甘いお菓子にはほとんど使われている添加物です。乳化剤も一括表示可能な添加物で、実際に合成添加物として使われている物質は約12品目あります。中でもポリソルベート60・80については、動物実験の結果から発がん性があると疑われており、またレシチンには遺伝子組み換えの危険性指摘されています。

遺伝子組み換えとは、作物に他の生物から抽出した遺伝子を組み換えて、新たな性質を持たせる手法のこと。遺伝子組み換えが使用されているもので有名なのは大豆やトウモロコシ、じゃがいもです。

⑤カラメル色素

よく含まれている食品

コーラ・コーヒー・ソース類・ラーメンスープ・洋酒

カラメル色素は全部で4種類あり、そのうち2種類は発がん性が認められています。しかし日本ではこれも一括表示になっており、消費者の私たちにはわからないようになっております。米国では基準値以上で″がん警告表示″の義務があります。それほど米国では注意されている添加物ですので避けた方が良いでしょう。

⑥加工デンプン

よく含まれている食品

コンビニの弁当・おにぎり・カップ麺・お菓子

加工デンプンには、いずれもデンプンがベースになっているとはいえ、化学的な処理が行われているため別の物質になっています。全11種類のうち2種類の安全性が未確認ですが、こちらも一括表示が許可されているため安全なものとはわからないようになっております。原料は小麦、米、じゃがいも、トウモロコシなどで種類が多いですが、じゃがいもやトウモロコシは遺伝子組み換えの可能性が高いと言われています。また、米国では乳幼児対象の製品には使用を禁止しています。

⑦調味料(アミノ酸)

よく含まれている食品

カップ麺・めんつゆ・ほんだし・ちくわ・せんべい・スナック菓子

調味料は、食品に「うまみ」をつけるために添加されます。調味料は、アミノ酸系・核酸系・有機酸系・無機塩に分類されており、複数の種類を併用した場合や個々に使用した場合でも、まとめて一括表示(調味料)での許可がされています。

味覚がおかしくなるほか、発ガン性の危険や頭痛、身体のしびれ、動悸、めまい、だるさなどの症状がおこると言われています。調味料はおびただしい数の食品に使われていますので気を付けたい添加物です。

顔面や首、腕にかけてのしびれや灼熱感、さらに動機やめまい、全身のだるさなどの症状を一種の過敏症で「中華料理店症候群」といいます。

おさえておきたい!食品表示の落とし穴

あまり意識しない人も多いかと思いますが、食品表示そのものがる食品とない食品に分かれています。

  • 食品表示があるもの…容器包装された加工食品
  • 食品表示がないもの…店頭でばら売りされている食品・対面で量り売りされている食品・レストランや店内で製造、調理された食品

これらの食品に危険度の高い添加物が使用されていても、私たち消費者には一切わからないのです…。

まとめ

いかがでしたか。

今回は危険な添加物についてお話ししました。

少しは食品添加物の恐ろしさは伝わったかと思います。

添加物は厳しい使用基準によって問題がないといわれていますが、なかには危険性の高いものや毒性をもつものがあることも事実です。そしてそれらの添加物は人間にとって安全はどうか、よくわからないまま使われていることが多いのです。

そして、日本人は「癌」にかかりやすい国、世界で1位です。その原因として、添加物が一因となっていると考えられます。癌だけではなく、日常の中で起こっている様々な体の不調の原因にもなっているのではないでしょうか。

しかし、少しの知識を持っているだけで、自分や家族の健康は守ることができます。

なるべく添加物を避け、健康な生活を送れるよう安全な食品を選びましょう。

買い物するときは、裏面の原材料名を見ることを心がけていこう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました