経血コントロールの効果とは?やり方とコツ【骨盤底筋を鍛えよう】

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女性のみなさん、月経をコントロールすることができることをご存じでしょうか。

普通に無理じゃない…?
だっていつ出てるのかそもそもわからないし…。

以前は私もこう思ってました。

短時間でも多量だったり、座ったり立ったりするだけで出てきたり…

いつ経血がでているのかわからない、いわゆる″垂れ流し″状態です。

しかしそれが普通だと思っていたし、経血は止めれないものだという認識でした。

そして毎回生理痛と闘い、荷物は多くなる…

気分的にもどんよりですよね。

そんな憂鬱から、私は経血コントロールで抜け出しました!!

今回ご紹介するのは、経血はトイレで排出するやり方です。

興味がある方はぜひ参考までに。

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経血コントロールをするとどうなるの…?

簡単に説明すると膣の筋肉を利用して経血を出したいときに出せるようになるということです。

トイレで排泄をするのと同じ感覚です。

月経コントロールができるようになると、たくさんのメリットがあります。

メリット
  • ナプキンの使用回数が減り、環境にも経済的にも優しい
  • 月経が早く終わる
  • 月経痛が軽くなる
  • 尿漏れ対策になる
  • 骨盤底筋を鍛えるため姿勢もよくなる
  • 膣内に経血をためるため、漏れや臭いが気にならなくなる
  • 災害時や緊急のときにナプキンがなくても困らない

個人差はありますが、1回の月経で使用する生理用ナプキンの数は平均で20枚〜22枚と言うデータがあります。月経コントロールで経血をトイレに出せればゴミも減り、生理用品にかけるお金もなくなるのでお財布にも優しいですよね。

また、生理痛は冷えやストレスからくるものとも言われていますが、もう一つの原因に骨盤底筋の歪みがあげられます。

これは骨盤の位置がずれることにより卵巣の位置もずれ、女性ホルモンの分泌に支障が出て生理痛に繋がるということです。

そしてコントロールができるようになると、膣の中に経血をため、排出するときに一気に出すことが出来るので月経も短期間で終わります。また、膣にためることにより、漏れや臭いなども気にせず過ごせます。

では早速、経血コントロールのやり方を詳しく見ていきましょう。

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経血コントロールのやり方

まず基本的に、経血を「垂れ流さない」ことです。

そしてトイレで排出するときには「出し切る」ことが重要になってきます。

そのためには少しのトレーニングが必要となってきますので、これから紹介することを意識してやってみてください。

1.骨盤底筋を鍛えよう

骨盤底筋とは、骨盤の底(恥骨、尾骨および坐骨の間)に位置する筋肉のことです。

子宮や膀胱、腸などの臓器を正しい位置に保ったり、尿道を締めて尿漏れなどを防ぐ役割があります。

今回は「立つ・座る・寝る」の日常動作の中で簡単にできるものをご紹介!

・立つ

立つ姿勢ではお尻の筋肉に注目です。

ヒップの筋肉を内側に引き寄せるように姿勢を正して立つだけ。

プラスでかかとを上下に上げ下げするとさらに強度が高いため効果が感じられます。

そして姿勢よく保つことがポイントです。

立ち仕事の合間にでも実践できますよ!

・座る

イスに座るときは浅めに座ります。そして肛門・膣・尿道をしめることを意識してみてください。

また、テレビを見たりなどの余裕があるときは太ももの内側にタオルやクッションを挟んでキープすると自然に膣が締められます。最初はどこの筋肉かわからなくても、回数を重ねるうちに筋肉が動く様子が感じられるようになってきます。

・寝る

仰向けになった状態で膝を立て、腰を上げ下げします。このとき、肛門・膣を引き締めることを意識してください。2セットほど繰り返します。

慣れてきたら左右の膝をつけて行うと、より効果が得られます。

このように骨盤底筋を鍛えるには、普段の日常の中で少し意識するだけでもトレーニングができます。

どの体勢でも、肛門・膣・尿道の3点を引き締める意識をしてみてください。(お尻の穴をきゅっと締めるようなイメージ)

これも毎日隙間時間にやるだけで効果ありです◎

猫背になったり、どちらかの足に体重をかけるような姿勢は骨盤の歪み、腰痛に繋がります。日頃から姿勢は正しく過ごしましょう。

2.トイレで経血を出し切る

普段から力を入れておく体の場所は、お腹ではなく膣と肛門です。

緊張でお腹に力を入れてしまうと子宮にまで緊張が伝わってしまう可能性があるので、NGです。

最初は慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、少しずつ意識していけば感覚を掴めるようになります。

経血が膣の入口近くまで降りてきそうな感覚がしたら、膣の入口を閉めるように引き締めを意識し、トイレへ行ってみましょう。

このとき、なるべくヒザと太ももの内側をくっつけて歩くことを意識すると◎

トイレの便座に座ったら、膣の入口をゆるめて 、膣に溜まった経血を出します。(排泄する感じと似ています)

なるべく出し切りたいので、リラックスした状態で自然と排泄されるのを感じてみてください。

経血量が多い場合は、30分に一回トイレへ。あとは1時間を目安に行ってみましょう。

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経血コントロールのコツ

昔の人は経血コントロールで過ごしていた!?

昔は今のように生理ナプキンなども普及していませんので、紙や布をナプキン代わりにしたりタンポンのように膣に直接挿入していたそうです。

しかしその時代も紙や布は貴重な物だったため、多くは使えません。

一説によると、毎日着物を着ているため、足をぴたりと閉じてすり足で歩いていたことから、膣圧がかなり強かったのと、和式トイレの生活だったため経血コントロールが出来ていたとか。

ポイント

このことから、着物を着ているかのように歩幅を小さく、すり足のように歩くことを意識するとコントロールしやすいようです。

また、座るときはあぐらをかくなどの足を大きく開く行為は避けましょう。

椅子に座るときは、膝同士をつけて座ります。

経血を″垂れ流さない″ということを意識して、足を広げずに姿勢よく過ごそう!

布ナプキンを使ってみよう!

布ナプキンは経血がでている感覚がわかりやすいため、トレーニングするにはとても最適です。

使い捨ての紙ナプキンには薬剤が使われいるので子宮を冷やし、肌にも優しくありません。

それに比べ布ナプキンは子宮を温め、臭いなども軽減してくれます。

こちらは布ナプキン専門店のnunonaさんのショップ♩

どんなものなのかお試しで…と考えている人にもスターターセット(お試し用)が販売されています。(おりものセットなどもあります)

私はnunonaさんの母乳パッドも着けていますが、オーガニックコットンで作られているので着け心地が柔らかく、肌荒れなどもしたことありません♩

洗う手間があることがデメリットかもしれませんが、経血コントロールができるようになれば汚すこともなく、洗い替えだけなので経済的にもなります。

まずは布ナプキンに買い替えてみることから始めてみるのもいいかもしれませんね!
漏れが気になる場合は、生理の終わりかけの4日~5日目を布にしてみるなど、工夫してみてください♩

まとめ

いかがでしたか。

経血コントロールのまとめ

  • 骨盤底筋を鍛える
  • 布ナプキンを使ってみる
  • キーワードは「垂れ流さない」と「出し切る」

女性にとって生理は月に1度とはいえ、不快なもの。それでも自分次第でうまく付き合っていけます。

ぜひこの機会に挑戦してみてください。

少しでも経血コントロールでメリットを感じてもらえたら嬉しいです。

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