亜急性甲状腺炎とコロナを同時に発症した話②【体験談】

その他
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前回の記事の続きです。

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治すためにやってみたこと

私が治すと決めてから行ったことを紹介します。

  • 鍼灸に通う
  • 毎朝一杯の白湯を飲む
  • モリンガを取り入れる
  • マヌカハニーを食べる
  • 水素の吸入
  • 甘いもの・小麦はなるべく食べない

鍼灸は母からの勧めで通いました。

本来ならば鍼がスーッと入るところも、「消しゴムに刺してるぐらい固い」と言われ、甲状腺に効く部分はかなり痛かったです。

白湯を飲むことについてはこちらの本を読んで勉強しました。

モリンガ、水素は甲状腺に効くとのことで購入。

モリンガ茶
水素水

毎日モリンガ茶を飲み、水素水を吸入。

マヌカハニーは以前から胃腸系が弱いため試しに購入。

驚くほど効果があり、胃もたれすらしなくなりました!

マヌカハニー

後は全て自分の葛藤との戦い。

妊娠を機に甘党になってしまったのですが、甲状腺ホルモンの分泌を下げるには、甘いもの・小麦系は厳禁だそうです。

麺類も甘いものも大好きな私にとって、この2つを禁止されるとかなり辛い…。

でもでも、

早く治してから好きなもの食べるぞーっ!という気合で頑張りました。笑

買い物するときはつい買っちゃいそうなので、お菓子コーナーへ行かないようにしてました…涙

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通院の結果

最初に説明すると、甲状腺炎は約3か月後の検査結果で治るのかどうかわかるということでした。

退院してから月に1度の血液検査をしていく中で、数値がどう変化するのかをみていきます。

ここからは少し専門的な話になってきます。

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)

入院時~通院2回目ぐらいまでは甲状腺機能亢進症(バセドウ病)という症状でした。

バセドウ病の症状
  • 脈が速くなる
  • 汗を異常にかく
  • イライラしやすい
  • 食べても痩せる
  • 血圧が高い
  • 下痢をしやすい
  • 手指が震える
  • 物が二重に見える
  • 眼球突出

これは甲状腺に対する自己抗体が甲状腺を刺激し、甲状腺ホルモン(FT4)を過剰に作らせてしまうことで起きるそう。

正常な数値

TSH…0.2~4.5(μIU/ml)

FT4…0.8~1.6(ng/ml )

血液検査の結果を見ても。FT4がかなり上がっていてTSHが低いことがわかりますよね。

しかし通院2回目の時点で、基準値までFT4が下がってきていたので回復の余地が見られした。

このまま基準値で止まってくれればいいのですが…

甲状腺機能低下症(橋本病)

そして通院3回目。

なんと一気にFT4が下がってしまいました…。

基準値以下です。

3回目の結果

これは甲状腺機能低下症(橋本病)になります。

橋本病の症状
  • 落ち込みやすい
  • 物忘れが激しい
  • 疲労・倦怠感
  • 寒がりになる
  • 月経不順
  • 妊娠しにくい
  • 顔や足がむくむ
  • 薄毛や抜け毛
  • 声がかすれる

結果を見たときはかなりショックでしたが、先生によるとこれは一般的な経過途中だそうです。

FT4が少なくなっていて、それを脳へ「分泌して~!」と刺激を送るのですが、その刺激が高くなりすぎると橋本病という症状になるそうです。

先生からは「このまま下がりっぱなしになるか、基準値に戻っていくかのどちらかです。また上がっていくということはほぼないでしょうが、今後の通院でまた様子を見るしかないですね。」

と言われました。

薬について

この時に薬の説明がありました。

ホルモンの不足を促す、チラージンという薬です。

これは授乳中でも服用でき、身体に害はないそう。

しかし先生は「心理的な問題もあるだろうから無理にとは言わないけど、どうしてもきつくなったら頼っても大丈夫だよ。」と優しく話してくださいました。

理解ある先生で本当によかった!!

そして今の状態だと妊娠しにくくなるそうで…

チラージンは不妊治療しながらでも服用できるお薬だそうです。

しかし私は症状もそこまでひどくなかったのと、今続けているアイテムでこの病気に勝ちたいと思う気持ちが強く、薬は貰いませんでした。

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完治

毎日の生活習慣に気を付けながら通院4回目。

なんとFT4が正常値に戻りつつありました!!

4回目の結果

先生からも「戻るの早かったね~!この調子だったら次の検査では完璧に正常値に戻りそうだね!」と一緒に喜んでくださり、私も本当にうれしかったです。

そして通院5回目。

~完治~

やりました~!!やっと好きなもの食べれるー!!笑

もう通院は終了してよいとのこと。先生からもお褒めの言葉を頂きました。

改めて健康であることの大切さを実感…。

そして何より薬に頼らず、生活習慣の見直しで治すことができたことに達成感と大きな喜びを感じることができました!

先生曰く妊娠中は、悪阻やホルモンバランスの関係で甲状腺は大きく刺激されるそう。今回の私の甲状腺炎と妊娠中の症状は、直接的な関係性は不明だということですが、出産後に症状が出る人が多く、30代からの女性は特に気を付けたい病気の1つだそうです。

今後気を付けていきたいこと

今回の甲状腺炎のおかげで、改めて健康でいることの大切さを実感しました。

気付けば以前までは主人と娘の食事ばかり気にして、自分はほぼ納豆ご飯という手抜き飯でした。笑

納豆の力を過信しすぎてた…笑

自分でも気づかないうちに偏った食生活や不規則な生活リズムになっていたこともあり、見直すきっかけとなるいい機会だったのかもしれません。

一人飯でも今後はバランスよく食べること、そして適度な運動をすることを心がけていこうと思っています。

家族のためにも、健康であることが大切ですね。

そして甲状腺は体の大事な一部ということを肝に銘じ、これからも身体にいいことを持続していきます。

もし同じような境遇にいる方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました♩

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